interior-blog

インテリアと最新情報の話題を発信

家具設計.jp
書く・使う

施工範囲外でのオーダー家具の手配のしかた。この方法があります。

先日



「施工範囲外でのオーダー家具の手配の難しさ。でも、出来なくはありません」


の続きです。






では

具体的な例では



遠方のお客様からの依頼が入る経路は二つあります。





一つは、お客様からの直接の依頼



この場合は
直接製品を見てもらうことはできないので、

過去の施工例写真を見てもらい、材質サンプルを送って
確認してもらうのですが、意外と納得してもらえることが
多いので少々驚いています。


そして
工事に関してはこちらから建築会社と連絡を取り合いながら
進めていくというパターンです。





もう一つは、



ハウスメーカーや建築会社からの紹介という
パターンですが、

実はこれが比率的には低いのです。




それは

当然、取引もなく間近で製品を見たわけではないので、



「信頼の置けないものをお客様に紹介するわけにはいかない!」

と考えるのは当たり前だからです。




自分でもとても不安になりますから、
実際、視察しなければ人に紹介などできないということになります。



まして、
ショールームを持っていないのですから、
確認のしようも無いということになります。




でも

そこで止まってしまっては

いつまで経ってもお客様の要望を実現させてあげられませんね。






では

どうしたら良いのでしょうか。





やり方としては

これも二つあります。




一つは、



紹介はするけど責任は持ちませんという
施主支給という形にするパターン。



これは
お客様が直接依頼をしてくださいというもので、


依頼後の
工事の手順はハウスメーカーや建築会社が業者さんと調整するという形のものです。




この場合が
一番実現可能なものですが、


その場限りの意味合いが強いものです。





もう一つは



ハウスメーカーや建築会社の
施工例としてお客様に提示するパターンです。






もっとも効果的なのは

モデルハウスなどでお客様に見てもらうというという
方法です。





そして

実際の家具を見て、
同等の物を作れる業者さんを探すことで、

モデルハウスを見て同じ家具が欲しいと
言われた時にはその業者さんに頼むといったものです。


これに関しては
図面の転用を認めますので
問題はありません。



以上が


当方の施工範囲外での施工の手順です。




***

この最後に紹介した方法は
当方にとっては

実は非常に都合の悪いものとなります。


なぜなら

デザインや施工のノウハウを一度譲ることにより、

その後発生した注文に対しては一切関知しないつもりだからです。





***

実際、こちらが知らないところで転用されることが
多いため諦めざるを得ないといったところですが・・・(^_^;)


ならば


いっそのこと
オープンにして、
欲しいと思うお客様に届けるにはどうすれば
良いかを考え、



その一歩として



データやノウハウの公開を始めているというわけです(^-^)

↓↓↓

キッチン、家具設計のヒント





そして

著作権についてはk-designにありますが
データの再販をしない限りは自由に使えますし、
表示義務も付けないつもりです。



お問い合わせは
お気軽にどうぞ(^-^)


お問い合わせフォーム


g3820



 

ページトップへ戻る